糖尿病による皮膚と爪の変化
上記(ネット上の写真を引用)はスキン・タッグ(軟性繊維腫)と呼ばれるもので、比較的よくみかけます。時々、取ってほしいといわれて切り取る処置をすることがあります。
”スキン・タッグのある患者の25%以上が糖尿病を患っている”とのこと。
糖尿病を疑う所見としても使えるかもしれません。
上記引用
皮膚や爪の状態も糖尿病と関係がある。医学的な問題もあるが、見た目もおおいに問題だ。深刻な糖尿病が隠れていることも多いので、治療を行った方がいい。
黒色表皮腫は皮膚の色が灰黒色になり、なめらかだが厚くなる。とくに首回りや体のなかでシワになる部分におこりやすいのだが、これはインスリン値が高いと出る症状だ。
糖尿病性皮膚障害はおもに下肢にみられるくらい色をした鱗屑性病変として現れる。
スキン・タッグ(軟性繊維腫)は皮膚にできる柔らかな突起(イボ)で、まぶた、頸、脇の下などにできることが多い。スキン・タッグのある患者の25%以上が糖尿病を患っている。
糖尿病患者には爪のトラブルもよくみられ、特に真菌感染が多い。爪が黄褐色になったり、分厚くなったり、爪床からはがれてしまったりする。
糖尿病性浮腫性硬化症・・・見てわかる病気より(ホームページ内)
後頸部から肩へかけて。 指圧痕を残さない比較的境界明瞭な硬化局面を認めている。ピンク色。 代謝が滞っているサインと考えられます。