頸動脈高度狭窄とバイアスピリン

ドクターサロン 2025年12月号

一応、50%以上の頸動脈狭窄症ですと、有意差が出ています。ただ、その中のサブグループ解析をしますと、50-75%と比較的軽いものになると明確な差がでなかったということなので、現実には75%以下ぐらいの患者さんであればリスク管理をしっかりするということでおそらくいいのではないかと思います。75%以上の狭窄になってくるると、無症候であっても抗血小板薬は有用だと思います。

 確たるエビデンスはないようだ。