ネコ咬症、犬咬症の違いは?

Step beyond resident 3 より引用要約

・ネコ咬症は、28-80%と感染を起こしやすい。必ず抗生物質を投与しなければならない
・犬咬症は、きちんと創部処置をすれば感染率は約5%。しかし、手を噛まれた場合は感染率が30%と跳ね上がる。
・ネコ咬症の75%がパスツレラ族。この細菌は24時間以内の早期に発症することが特徴的。ブドウ球菌や連鎖球菌では受傷してから2-3日してから発症してくる。
・もろい歯が折れて残ることがある。・・・よく調べる事!!
・抗生剤は、守備範囲の広い抗生剤を。オーグメンチン(第一選択)!
・ケフレックス(第一世代セフェム。皮膚の疾患に通常用いる)は、良くない。

ネコ咬症はときどき、診させてもらうが、腫れ方がすごい。オーグメンチンが入荷しにくいので困っている。