清州市へいた

昭和13年生まれ男性

ソウルの南、清州市で父親が不動産業を営んでいた。

終戦の時点で、商売ができる状況でなくなった。(土地はもって帰れないので、安く売ったのだろう。)
父親の顔がきいたためか、昭和20年10月に帰国できた。(最も早い方だった。)

着の身着のままの状況で帰国した。母の故郷の広島へ帰ろうと考えたが、そんな状況ででないことがわかった。新潟へ帰って、親戚の家へやっかいになった。(新潟はあまりダメージがなかったらしい。)

「あの頃のことを思うと、父はよくやってくれたと感謝しかない。」