才能や学識

以下引用

激動の時代を生き抜いてきたからこそ、西郷さんは、「才能や学識」にまかせて行う事業の”危うさ”を知り尽くしていたのでしょう。植物にたとえれば、「才能や学識」は、人にとって「枝葉」の部分にすぎません。

それでは、人にとって「根幹」の部分は何なのかというと、それは「人格」・・・・つまり、人としての「誠」なのです。それがないまま、「才能や学識」だけで行われる事業は、とても危ういものですし、かりにそれが上手くいったとしても、たんに、”要領がいい”と言われる程度の成果しかあげることはできません。