書評:人は家畜になっても生き残る道を選ぶのか?

私に年齢と仕事内容が近いプライマリ・ケア医・在宅診療医の書籍です。タイトルは過激ですが、内容は順当と思いました。

 

孤独について

以下引用

「孤独」は最も重い病気

私は日々の診療で孤独な高齢者の姿をよく見かける。彼らは、独居だったり高齢者住宅などで日々ただ介護を受けるだけの毎日だったり、社会のつながりからほぼ断絶状態の方も多い。

コメント:本当にそう思う。みなさんはっきり「孤独がつらい」とおっしゃいます。医者にできることはほとんどないです。

新薬について

私は若い頃、「新しい薬はなるべく使わないように。後からどんな副作用が発表されるかわからないのだから」と先輩医師から何度も注意を受けた。

それこそが「医師の矜持」だと教わったのだ。

コメント:よい先輩だ。 新薬を使っていばる先輩もいる。

若い医者は純粋で、薬屋の説明を信じている。世間知らずで、批判精神が育っていない。